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冬はこんなに寒いのに、なぜズボン下を履かないの?

2017-11-26 人民網日本語版 人民网日文版
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 寒気が襲う寒い冬がやってきた。北京の冬は厳しい寒さに見舞われる。防寒・保温性に優れたズボン下は、多くの人にとって無くてはならない冬の必需品だ。しかし、いつの頃からか、「ズボン下」は若者たちにとって「笑いの対象」となり、「ズボン下拒否党」になることが、ファッションリーダーを自負する人たちにとっての衣服着用ルールの一つとなった。

北風が音を立てて吹き荒れる冬に、ズボン下を履かない彼らは本当に寒くないのだろうか?「ズボン下拒否党」がズボン下を拒否する真意は何なのか?

「太っているから、寒さに耐えられる」

蘇琴さん(32、女性、黒竜江省出身、ズボン下拒否歴13年)

「寒さについては、故郷の方が北京よりずっと厳しい。冬に外出するには、何枚も何枚も重ね着をして、まるで熊のような格好で備えなければならない」と、哈爾濱(ハルビン)生まれの蘇琴さんは話す。

大学入学で北京に来る前は、毎年冬になると、ズボン下や厚手メリヤス製ズボン下が、彼女にとって「生きていく上での必需品」だった。ズボン下を履かないで外出することは、自ら災難の中に飛び込むようなものだった。

蘇琴さんは、「故郷に比べ、北京の冬は『ずっと優しい』。北京の大学に入学したての頃は、まだズボン下を履いていた。でも、北京ならズボン下を履かなくてもそれほど寒くないことに気づいた」と当時を思い出しながら話した。

「スタイルが悪くなる」

超哥さん(25、男性、湖北省出身、ズボン下拒否歴:3年)

今年25歳の超さんは、大学卒業後に北京に移り住み、在住歴はすでに3年。「ズボン下拒否党」歴も3年となった。

「故郷は、冬に暖房を入れず、室温が低い。だから、防寒のためズボン下を履いていたが、北京に来て履かなくなった」と話す超さんは、自分がズボン下を手放した時の気分を、「非常に心地よいもの」と表現した。

ズボン下を履かなくなった理由について、超さんは、「理由はいたってシンプル。まずスタイルが悪くなること。2つ目に、北方にはどこでも暖房があり、室内温度が高く、ズボン下を履く必要がないからだ」と説明した。

「ズボン下はお年寄りが履くもの」

陽陽さん(30、女性、北京市出身、ズボン下拒否歴:11年)

「大学に入学した2006年から、ズボン下は履いていない。どうしてかって?ダサいからよ!ズボン下はお年寄りが履くものだから」と話す、北京で生まれ育った陽さんは、11回の冬をズボン下なしで過ごし、そのことを誇らしく感じている。彼女にとって、ズボン下を履かないのが「イケてる」ことなのだ。

「ズボン下を履かないでいると、足がリウマチや関節炎にかかり易いという人もいるけど、絶対にそうとは言えないでしょ?今もなんともないし、歳をとるのはまだまだ先だわ」と彼女は続けた。

「体質改善で寒さを撃退」

柯さん(27、女性、江蘇省出身、ズボン下拒否歴:2年)

「生まれてから25年間、ずっとズボン下を履いていた」と27歳の柯さん。

柯さんの実家は南京にある。南京の冬は決して暖かくないため、毎年冬になるとズボン下を履いていた記憶がある。北京の大学に入学した当初も、この習慣を続けていた。

「全くズボン下を履かなくなったのは、2年前のことだ。その理由は、健康づくりと関係がある。体質を良くすれば、寒さなんかこわくない。2年前、最初はダイエット目的でフィットネスやランニングを始めた。始めたころは、走る時だけズボン1枚だけにした。だが、だんだんと普段の仕事中もズボン下を履かなくなっていった」と彼女は話した。

「習慣が自然に」

黄さん(36、男性、北京市出身、ズボン下拒否歴:不明)

黄さんは高校卒業後、カナダに留学し、十数年海外で生活した。その頃からズボン下を履かなくなった。

「外国人はズボン下を履く習慣はない。その背景として、生活習慣と体質の違いがひとつ。さらに、外国ではどこでも暖房の条件が非常に良いこともある。室内では誰もが半袖姿で、外出は車を使うことが多く、外気に触れる時間が極めて短く、ズボン下を履く意味がない」と黄さんは分析した。

彼は数年前に北京に戻ったが、ズボン下は履いていない。彼にとって、「履かない習慣が自然」になったのだ。

「本当に寒くないのか」と尋ねたところ、「寒くないと感じるから、ズボン下を着ない」という答えが返ってきた。

結局のところ、ズボン下は履くべき?


北京人民医院中医科の尹東輝・主任医師は、次の通り分析した。

 「社会の発展に伴い、若い人が飲食によって摂取するカロリーは、昔に比べてかなり高くなっている。また、外気温が上昇しているため、昔ほど寒いという感覚はないのかもしれない。だが、個人の体質や年齢層によって、大きな差があるため、各人がそれぞれの体質に基づき、季節の変化に応じて適宜調節し、保温を心がける必要がある」。
 「冬季の寒気は、他の季節よりも人体に対する影響は大きい。冷えは、冬の病気の主因となる場合が多い。普通の風邪のほか、関節痛などの疾病の引き金にもなりえる」。
 「昨今、電動自転車に乗っている人が多い。我々の臨床例の中で、多くの人、特に若い女性に多いのが保温ケアを怠り、関節の冷えによる疾病だ。冬に自覚症状がなくとも、翌年の春に気温が上がると、関節痛を発症する」。
 「患者の中には、痛みが年々酷くなり、関節を曲げづらくなり、活動が制限される人もいる。若い人が高齢者に多い関節病を患うのは、長時間身体を冷やす状態が続くことと直接関係がある」。
 「このほか、冬に保温ケアを怠る若い女性がいる。もともと生理痛の症状がなかったのに、ズボン下を着用しないどころか、ローライズのパンツを好んで履くことで、生理痛を患うことがある。これも、中医で言う『寒凝気滞(冷えによる気の滞り』だ」。
 「『冷えは足元から』というが、下半身が冷えるとその影響が全身に及ぶ。一部の人々、特に脾陽虚弱(消化・吸収機能が弱い)の人は、下半身が冷えると、胃腸機能がダメージを受ける。また、冷えによって、アレルギー性鼻炎や喘息などのアレルギー疾患の病状が悪化する可能性がある」。
 「寒さによる刺激によって体質強化ができるかどうかについては、屋外でスポーツするときには少し薄着にするなど、適度な刺激は人体にとって有益だ。だが、トレーニング後は、しっかりと身体を温める必要がある。長時間続けて限度を超えた「訓練」を行うことは、人体の健康を損ねる原因となる。

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